Book Title: Bhava And Svabhava
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Page 44
________________ ダルマキールティの「本質」論 2) 本稿校正中に幸いにも桂紹隆氏のご教示を仰ぐ機会を得、幾つかの重要な訂正をするこ とができた。また、《2.43 (p.27) ,2.45》に触れた svabhavahetu における能証と所証の同 一性の方向の成立するレヴェルと krtaka と anitya の同延性を理解するにあたり、vivaksá および prasiddha の視点の重要性を知らされた。この点は本論文に全く欠落しているこ とをここに注記し、同氏に謝意を表するとともに、今後の課題としたい。 (ふなやま・とおる 京都大学人文科学研究所助手) -43

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